ジオフェンスとは、平たく言うと「仮想の壁」に囲まれたエリアのこと。ジオフェンス機能は、GPSによる位置情報を利用して、予め設定したジオフェンスへの出入りを検知するシステムです。ターゲットがジオフェンスで設定したエリアを出たり入ったりした時に、特定のコマンドを実行することができます。
ジオフェンス機能とSwitchBotデバイス

予め設定しておいたジオフェンス圏内を出たり入ったりすることをトリガーに、自動で特定のシーンやコマンドを実行することができます。また、時間帯も同様に設定可能なので、普段の生活リズムに合わせてさまざまなオートメーションを実現できるのです。
自宅へ近付く/離れる→家電を事前にON/OFF
ジオフェンスを使う最大のメリットは、「設定した自宅圏内への出入り」という特定の位置をトリガーにできること。「帰宅時間なんてぶっちゃけまちまちだし、スケジュール設定による自動化はあんまり……」という方は多いと思います。ジオフェンスなら、「自宅へ近付く→家電を自動でON」が叶うのです。
開閉センサー・スケジュール設定との違い
開閉センサーやスケジュール設定も特定の条件をトリガーに自動化を行なうという点では同様ですが、開閉センサーの場合「ドアを開閉すること」がトリガーとなるため、事前にエアコンや湯沸かし器を点けておく、という動作の実行はできません。あくまで手動での操作が不要というまでです。スケジュール設定の場合、起床時間に合わせるなど、毎日決まった時間に繰り返し実行する必要のある動作の場合は適していますが、日によって違う可能性のある帰宅時間に合わせたシーンの実行などには向いていないでしょう。ジオフェンスでは、指定した「時間帯」に「設定したジオフェンス圏内に出入り」と、自由度がグッと向上します。
外出とともに清掃開始
例えば、月曜日から金曜日まで、平日は出勤後にロボット掃除機を起動、などのコマンドを実行したい時、ジオフェンスが役に立ちます。SwitchBotのロボット掃除機は、そもそもスケジュール機能付きですが、今日は遅番だからとか、会社を休んだというイレギュラーへの対応は少々面倒……。その点ジオフェンスは、指定した時間帯に、予め設定した距離圏内から離れることで、ロボット掃除機を起動するようにできるため、外出時間の変動に対応することができます。
ジオフェンス機能の使い方
それでは、ジオフェンス機能の使い方について、手順を見ていきましょう↓↓
①SwitchBotアプリを開く
②「オートメーション」をタップ
③画面右上の「+」アイコンをタップ
④「条件を追加」を選択
⑤「ジオフェンス機能」を選択
⑥ニーズに合わせてコマンドを設定
なお、ジオフェンス機能はAppleの場合「Appleマップ」を、アンドロイドの場合「Googleマップ」を使用します。
おわりに
いかがでしたか?便利なジオフェンス機能、ぜひ役立ててみてください!