環境省の「花粉症環境保健マニュアル2022」によると、花粉症の有病率は2019年時点で42.5%という驚きの数値を記録。日本人のほぼ3人に1人が花粉症だと推定されています。たて続けに出るくしゃみ、止まらない鼻水、そして我慢できないほどの目のかゆみ。仕事が手につかなかったり、行楽に出かけるのを諦めたり、花粉症で悩む人にとって春はは最もゆううつな季節と言えるのではないでしょうか。
そこで今回はスマートホームデバイスを用いた花粉症対策についてご紹介いたします。
今春の花粉は去年の2.7倍
今年の春、東京都内で飛散する花粉の量はなんと「2.7倍」と予測されています。
これは、東京都が観測を始めた1985年以来、なんと「過去4番目」の多さになります。また、九州から東北にかけて全国的にも前シーズンより飛散量は多く、関東・甲信越地方では前シーズン比「210%」、近畿地方「260%」、東海地方「280%」、四国地方では「290%」と、非常に多く飛散する見込みです。


花粉症の原因とメカニズム
花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって引き起こされる、アレルギー反応の一種です。花粉が鼻腔内や目の粘膜に付着するなど、鼻や目から体内に侵入することで、体内で「IgE抗体」と呼ばれる物質が作られ、「マスト細胞」という細胞に結合します。
少し難しい話になりましたが、要約すると上記の一連の流れによって身体が「花粉は体内から排出すべき異物」と認識し、再び侵入してきた花粉が鼻や目などの粘膜に付着すると、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が引き起こされるのです。
スマートデバイスで花粉症対策
①SwitchBot スマート加湿器
加湿器は花粉の飛散を抑えるのに効果的です。加湿器を利用すると、室内の湿度が上昇し、花粉が水を含むことで重くなるため飛散しにくくなります。また、室内を適切な湿度(40~60%)に保つことで、鼻や喉、目の粘膜が保護され、不快な症状の緩和に繋がります。

アプリで噴霧量を1%から無段階調節可能なスマート加湿器。1度の給水で最大48時間連続稼働でき、お部屋の湿度に合わせてアプリから自動でON/OFFすることも。最大220ml/時間 のミストを噴出し、パワフルな加湿量で約6~15畳と広範囲での加湿が可能。
②SwitchBot ロボット掃除機
花粉対策として空気清浄機を利用している方も多いでしょう。空気清浄機は飛散している花粉には効果的ですが、床に落ちている花粉を吸いこむことは難しいので、こまめな床掃除が大切になります。毎日吸引とモップ掛けを行なうことで、床に落ちた花粉の再飛散も防ぎます。

吸引&水拭き一体型で、掃除とモップ掛けを同時に行なえます。スマホからの遠隔操作や自動清掃もできるため、外出中でも毎日定時に床掃除を実行可能。加湿器と併用すれば、空気中の花粉を加湿器で床に落とし、それをロボット掃除機で拭き取ることも可能。
③SwitchBot カーテン
花粉の主な侵入経路は、窓や換気口などからの侵入が、約60%と言われます。花粉の侵入は避けたいけど、部屋の換気もしたい……と悩むことも。窓を開けて換気を行なう際、カーテンは必ず閉めるようにしましょう。花粉対策の特殊カーテンを使用するのもおすすめ。

スマホから遠隔操作で、自宅のカーテンを開閉可能の優れもの。朝換気のために窓を開け、カーテンを閉め忘れてしまった時などにお役立ち。SwitchBot見守りカメラや屋外カメラと併用し、カーテンを閉め忘れていないか確認してから使うと、さらに便利です。
④SwitchBot ボット+ハブミニ
SwitchBotボットを用いて、空気清浄機や換気扇などの電源スイッチを、スマホから遠隔でON/OFFすることができます。また、SwitchBotハブミニを使用することで、本日ご紹介したSwitchBotデバイスや赤外線家電を、アプリから一括して操作することが可能です。

赤外線家電やスマートデバイスを連携し、アプリから一括して遠隔操作を可能にするスマートリモコンハブ。遠くのスイッチを代わりに押してくれる指ロボット。SwitchBot公式からのセット販売も行っております。スマートホームの第一歩にぜひお試しください。
おわりに
花粉症の諸症状はとてもつらいもの。外出時にしっかり花粉対策をするのはもちろんですが、室内の花粉対策も万全にしておくことがとても大切です。特に外から帰宅したとき、服や髪の毛に付着した花粉が大量に室内へ運ばれることがあるので、特に注意。花粉を寄せつけず、家の中に持ち込まず、そして室内の花粉にもしっかりと対策を講じて、花粉症に負けない生活を実現しましょう。