新入社員や新しい配属先のメンバーとの出会い。春は今までとは異なるワークスタイルに挑戦するのに最適な季節です。昨今「スマートオフィス」というIoTやAIの技術を活用し、業務効率と利便性を高める取り組みが加速しています。今回はスマートオフィスのメリットやデメリットを紹介するとともに、この春オフィスで活用したいおすすめスマートホームデバイスを解説しました。「別に今のオフィスで不便はないし…」と思っている方にこそ、スマートホームデバイスの感動を味わっていただきたいです!
スマートオフィスとは
スマートオフィスとは、IoTやAIの技術を活用して快適で効率的な労働環境を目指すオフィスのこと。「オフィス業務をIT技術を活用して効率化させる」がスマートオフィスの定義なので、情報システムやパソコンに高度な処理能力を持たせるのも、会議室の空き状況を人感センサーを使って管理するのも、全てスマートオフィスの一環です。また、オフィス内のエアコンをオートメーション操作するといった、社員が働きやすい環境を整えることもスマートオフィスの一つだといえるでしょう。
スマートオフィスのメリット
スマートオフィスの構築には、業務効率化や社員のモチベーションにつながる、というメリットだけでなく、非効率な慣例ではなく効率的なテクノロジーを次の世代に引き継げるというメリットがあります。ここでは、スマートオフィスのメリットを3つまとめました。
企業改革につながる
スマートオフィスを構築することは、企業改革にも繋がります。テクノロジーの力を活用して企業改革を行うことをDXといいますが、DXとは先進的なデジタル技術を駆使して人々の生活を豊かにするという概念のことです。厳密には「DX=IT化」ではありませんが、IT化は企業文化なども含めて全体的な変革をするというDXの目的に対する手段だといえます。スマートオフィスの構築には業務ツールやシステムのIT化が欠かせないため、スマートオフィスに取り組むことはDX化を進める上で大きな助けとなるでしょう。
業務が効率化され生産性が上がる
ITの力を使って処理能力を上げたり、オフィス環境を改善したりすることで、業務が効率化され生産性が上がります。特にスマートホームデバイスを使って社員に快適な職場環境を提供することで、働く人のモチベーションも上がるでしょう。電気やエアコンといった設備操作の自動化は消し忘れを防ぐこともでき、経費の節約にもなります。
デジタルリテラシーが上がる
デジタルリテラシーとは、デジタル技術の仕組みを理解して適切に取り扱うためのスキルのことです。普段からIT技術と密接に関わった業務を行うことで、デジタル技術のコントロール方法やより効率的に活用するための勘を養うことができます。
スマートオフィスはコスト面が心配?
スマートオフィスにはコスト面での懸念がありますか?確かに会社全体のシステムを刷新するとなるとネットワーク構築からセキュリティ対策まで大掛かりなコストがかかります。しかし、SwitchBot製品を使って、社員の職場環境を改善するというスマートオフィス計画なら、想像よりもグンとコストを抑えられるでしょう。
SwitchBotの価格帯はほとんどが数千円〜2万円程度ですので、コストも抑えられます。後付けスマートホームデバイスなので、部分的なスマートオフィスの構築にも有効です。
スマートオフィスの注意点
スマートオフィスの実現には初期費用とランニングコスト、場合によってはメンテナンス費用がかかります。インターネット環境の整備やシステムの導入、セキュリティシステムの強化など。スマートオフィスは売り上げに直接貢献するというよりも、社員の業務効率化や職場環境の改善という意味合いが強いため、コストとリターンのバランスはきちんと確認したいところです。
オフィスにおすすめSwitchBot製品5選
社員が使う設備をスマート化する際、もし「まずはどんなものか様子をみたい」と考えるなら、SwitchBot製品をおすすめします。SwitchBotのデバイスは普通の家具やドア、カーテンレールに後付けするだけで、簡単にスマート機能を付与できるからです。
ここでは、SwitchBotの製品が具体的にどのようにスマートオフィスに貢献できるのか、その具体例を紹介します。
SwitchBot人感センサーで空き部屋をチェック
SwitchBot人感センサーは赤外線センサーを搭載した、人の動きを検知できるスマートホームデバイス。水平・垂直方向で最大検出距離9メートルという広い検出距離が特徴です。例えばSwitchBot人感センサーを会議室に設置して、SwitchBotアプリに人体を検知した通知を送れます。また「人体が5分検出されなかったら通知を送る」といった設定もできますので、会議室の空き状況を遠隔で確認することも可能です。(SwitchBotハブミニが必要)
また、会議室のドアにSwitchBot開閉センサーを取り付ければ、ドアの開閉状況をリモートでチェックできます。フロアにスマートスピーカーを設置すれば、ドアの開閉が起きるたびに「会議室のドアが空きました」なんてお知らせをするように設定することもできますよ。


SwitchBot 人感センサー
会議室が複数ある場合は、それぞれの部屋にSwitchBot人感センサー/SwitchBot開閉センサーを設置して、空き部屋を管理することもできます。
SwitchBotロックと指紋認証パッドで会議室をスマホ予約
SwitchBotロックは普通の鍵をスマート化するアイテム、指紋認証パッドは指紋を軌道条件に鍵を解錠するためのキーパッドです。例えばSwitchBotロックと指紋認証パッドを会議室のドアに設置すれば、会議室の鍵の利便性が大きく上がります。


SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド
1日限定でドアの鍵を開錠するためのパスワードを発行。会議に参加する人に事前にパスワードを共有しておけば、必要な人が必要なときに解錠できます。期間限定のパスコードは、業者が出入りする際や社外のメンバーが解錠する際にも役立つでしょう。
Web会議室予約システムを使用してSwitchBotロック・SwitchBot指紋認証パッドと連携すれば、Webから会議室を予約することもできます。
SwitchBotカーテンでカーテンの開け閉めを自動化
カーテンの開閉はSwitchBotスマートカーテンに任せましょう。アプリで時間指定をすれば、決まった時間に自動でカーテンの開け閉めができるようになりますので、時計機能も兼用できます。いつも閉めたままのカーテンはカビの原因になりますので、1日1回は開け閉めするのがおすすめ。SwitchBotリモートボタンと併用すれば、ボタンを押すとカーテンが自動的に開閉される仕組みも作れます。


SwitchBot カーテン
SwitchBotボットでコーヒーメーカーを自動化
SwitchBotボットを使えば、休憩室のコーヒーメーカーを自動的にオンにできます。スマートスピーカーを設置して「アレクサ、コーヒーを入れて」と音声で操作するものよいですし、人感センサーと組み合わせて休憩室に入ったらコーヒーメーカーをオンにする、という設定もおすすめです。(ただしマグがセットされている必要があります!)

また、オフィスライトの自動化もSwitchBotボットで行えます。定時でオンにする設定にすれば手間が省けて便利ですし、定時でオフにする設定にすれば電気の消し忘れも防げます。

SwitchBot ボット

SwitchBotハブミニとスマートスピーカーでエアコンを操作
テレビ、エアコン、プロジェクター、DVDプレーヤーなど会社で使うリモコンは数多くあります。それらのリモコンをスマートホームデバイスで一つにまとめてアプリや音声で操作できたら便利だと思いませんか?SwitchBotハブミニは、ネットワーク中継機能と赤外線リモコン学習機能を備えたハブデバイスです。

赤外線リモコンを学習し、アプリやSwitchBotデバイス(SwitchBotリモートボタン/NFCタグなど)、スマートスピーカーで操作できるようにするデバイスで、リモコンの機能を何倍にも拡充できます。プロジェクターを音声操作すればプレゼンのときも楽ですね。さらにSwitchBot温湿度計とリンクして、室温が28°になったらクーラーをつける、湿度が40%を切ったら加湿器をつける、といった温度や湿度をトリガーとしたリモコン家電操作もおすすめです。

SwitchBot ハブミニ
まとめ
海外のマーケティング会社の調査によると、スマートオフィス市場は2027年までにおよそ732億米ドルにまで成長するそうです。(出典 : BlueWeave GLOBAL SMART OFFICE MARKET)スマートオフィスはDXという観点からも、職場環境の改善という働き方改革の観点からも今後どんどん進んでいくでしょう。SwitchBotなら工事も不要、リーズナブルな価格で、お試し感覚でオフィスをスマート化できます。ぜひまずはSwitchBotハブミニを使って、スマートオフィスへの第一歩を踏み出してみませんか?